加齢臭は中高年以降の男女に発生する独特の体臭です。しかし、近年、自分の体臭が加齢臭によるものなのか、ワキガによるものなのかが分からないという人が増えていると言います。

そこで今回は、「加齢臭なのか、ワキガなのか・・・」とお悩みの方の為に加齢臭とワキガの違いについてご紹介します。

ワキガの原因は、アポクリン腺

ワキガの原因は、アポクリン腺にあります。アポクリン腺の量が多かったり、一つ一つの粒が大きい場合、10代以降であれば誰にでも起こる可能性があります。

加齢臭の原因は、ノネナール

加齢臭の原因はノネナールと言う臭い成分にあります。ノネナールは皮脂腺から分泌される脂肪酸が酸化したり、分解されることで、発生されます。

加齢臭とアポクリン腺の関係とは

キガはアポクリン腺から出る汗が原因ですが、加齢臭は汗が原因ではなく皮脂が原因です。ですので、加齢臭とアポクリン腺は関係していないということになります。

しかし、実は全く無関係というわけでもないようなのです。

皮脂腺は全身に広く分布している為、加齢臭は全身から発生します。中でも加齢臭は、耳の裏から発生しやすいと言われています。実はこれにはアポクリン腺が関係していると言います。

アポクリン腺は脇だけではなく耳の裏にも集中している為、臭いの強い汗が分泌されやすく、皮脂腺から分泌される脂が酸化して、発生するノネナールと混ざり合う確率が高まることで、より加齢臭が強まる為と考えられています。

加齢臭とワキガの見分け方

加齢臭かワキガであるかを見分けるには、まずはワキガのセルフチェックを行うことがポイントです。

耳垢が湿っている

耳の中のアポクリン汗腺が多い人は、脇の下にもアポクリン汗腺が多いと考えられています。ですので、耳垢が湿っている人はワキガの可能性があります。

脇毛に白い粉がある

脇毛の白い粉はアポクリン腺からの分泌物が結晶になったものと考えられます。これはアポクリン腺が発達しているという証拠ですので、ワキガである可能性は極めて高いでしょう。

加齢臭の対策とは

加齢臭専用のインナーを着用する

加齢臭対策として、最も基本的なことが身体を清潔に保つということです。

通常のインナーでは湿度と温度が高くなり、雑菌が汗やノネナールを吸って、繁殖することで加齢臭が強くなっていきますので、吸湿速乾効果のあるインナーを着用することで、雑菌の繁殖を抑えることが出来ます。

またこまめにインナーを着替えることも加齢臭の改善・予防に効果的です。

ストレスを溜め込まない

ストレスが溜まると身体の中で活性酸素が増加します。

加齢臭の発生要因の一つに活性酸素があると言われていますので、出来るだけストレスを溜めないように日頃からリラックスタイムを作るなどして、ストレスをこまめに発散させるように心がけましょう。

肉類を控える食生活に改善する

加齢臭の原因であるノネナールは皮脂腺から分泌される脂が酸化することで、発生しますので、肉類などの脂っこい食事を控え、活性酸素を抑えるビタミンC豊富な野菜や果物を中心とした食生活を心がけることが大切です。

まとめ

加齢臭とワキガの最大の違いは、原因にあります。ワキガの原因はアポクリン汗腺から出る汗にあり、加齢臭の原因は皮脂腺から出る脂が酸化して、発生するノネナールにあります。

それぞれ原因が異なれば、それぞれ対策方法も異なります。ワキガのセルフチェックをして、ワキガではなかったが体臭がするという方は、それは加齢臭かもしれません。

加齢臭は身体を清潔に保つこと、身体の中から酸化を抑えることで、減らすことが出来ます。どれも簡単に行える対策法ですので、加齢だから仕方ないと考えず、エチケットとして、加齢臭対策を行っていきましょう。